白癬菌の種類と特徴について説明します。
(1) 白癬菌は角質層に寄生
人間の皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3つの層からできています。表皮の一番外側にある角層は、ケラチンという硬いたんぱく質を主成分とする、死んだ細胞が重なり合う層です。表皮の細胞は2週間ぐらいで「垢」となって剥がれ落ちます。白癬菌は角質層と垢の中にいます。

(2) 水虫は真菌症
カビは細菌などを除いた菌類の総称で「真菌」と呼びます。カビには、水周りや腐敗した食品に生える青カビ、赤カビ、黒カビや、食生活に欠かせない酵母菌、麹菌、納豆菌などがあります。また、キノコ類もカビの仲間です。
このようにカビ(真菌)は、人間と地球上で共存していますが、人間に寄生して病気を起こすものもあります。「真菌」が原因で起こる病気を「真菌症」といいます。
(3) 水虫の原因は2種類の白癬菌
白癬菌は現在10種類発見されていますが、人間に白癬を発生させる原因となっているのは、好人性菌です。水虫の90%以上が好人性菌の「紅色菌」と「趾間菌」と呼ばれる2種類の菌が原因で起きています。
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