(1) 冬場は活動停止
白癬菌は高温多湿な環境を好む半面、乾燥と寒冷に弱い性質があります。白癬菌は自然環境にも敏感に反応し、寒く、乾燥する秋から冬にかけて活動が鈍くなります。
環境に適応できない白癬菌は死滅すると考えられますが、多くは角質層の内部に潜り込み、休眠状態で過ごします。この期間は、症状が消えるため、治ったようにみえますが、決して完治したわけではなく、また高温多湿な気候になれば活動を開始し、水虫の症状が再発します。
(2) 暖房は白癬菌の活動を再開させる
近年、私たちの住環境は温度や湿度が一定に保たれ、1年中快適に過ごせるようになりました。ところが、人間にとって快適な生活環境は、実は白癬菌が生息しやすい環境でもあるのです。
全体的に見ると、冬場の水虫発生率は低下しますが、暖房設備の普及が白癬菌の活動を容易にしているのも事実です。実際に、暖房の効いた部屋などで足が暖められた際に、猛烈なかゆみを経験した人も少なくないと思います。白癬菌は活動条件が整えば、冬でも目覚めて活動します。
(3) お酒も活発化させる
お酒などのアルコールには、血行をよくし体温を上昇させる働きがあります。このため、水虫に感染している人が、お酒を飲むと、寒い季節でもかゆみなどの症状が突然現れることがあります。
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